菊花賞

1938年に日本競馬会（現在のJRAの前身）が創設。日本競馬のクラシック三冠の最終戦として、「最も強い馬を決める競走」を目的に開催されました。

菊花賞はクラシック三冠馬の誕生を決める舞台としても注目されます。歴代の三冠馬には、日本競馬史に名を刻む名馬たちが揃っています。

【開催時期】毎年10月下旬

菊花賞
GⅠ
京都競馬場　芝　３０００ｍ
３歳牡・牝
指定　馬齢
波乱度	１人気信頼度
★★★★	★

傾向・予想ポイント

枠順の傾向

• 内枠が有利
  京都競馬場芝3000mはスタートから最初のコーナーまでの距離が長いため、最初の位置取りがしやすい内枠が有利です。
  過去の傾向でも1〜4枠の馬の成績が良いです。

• 外枠の不利は少ない
  長距離戦のため序盤のポジション争いが激しくなく、外枠でも折り合いがつけば十分に勝機があります。

脚質の傾向

• 差し・追い込み馬が優勢
  菊花賞ではペースが落ち着くことが多く、長距離で息の入る展開から直線の瞬発力勝負になるケースが多いです。
  特に中団から差す馬が有利な傾向があります。

• 先行馬も粘り込みが可能
  スタミナとスピードを兼ね備えた先行馬は粘り込むことがあります。ペース次第では前残りも見られます。

人気の傾向

• 1番人気の信頼度は比較的高い
  菊花賞では1番人気馬が堅実に走る傾向があります。三冠馬がかかるケースも多く、注目される人気馬がそのまま結果を残すことが多いです。

• 波乱も少なくない
  人気薄の馬が馬券に絡むことも珍しくなく、特に長距離適性に疑問のある人気馬には注意が必要です。

前走レースの傾向

• 神戸新聞杯組が中心
  神戸新聞杯（芝2200m）をステップに出走する馬が最も多く、過去の勝ち馬も多く輩出しています。

• セントライト記念組にも注目
  セントライト記念（芝2200m）を経由する馬も好走するケースがあります。

• トライアル以外のレースから臨む馬は例外的。

過去のレース結果

年度	1着馬名	性齢	人気	脚質
2024	アーバンシック	牡3	2	先行
2023	ドゥレッツァ	牡3	4	先行
2022	アスクビクターモア	牡3	2	先行
2021	タイトルホルダー	牡3	4	逃げ
2020	コントレイル	牡3	1	先行
2019	ワールドプレミア	牡3	3	先行
2018	フィエールマン	牡3	7	差し
2017	キセキ	牡3	1	先行
2016	サトノダイヤモンド	牡3	1	差し
2015	キタサンブラック	牡3	5	差し
2014	トーホウジャッカル	牡3	3	先行

過去の配当

年度	1着人気	2着人気	単勝	馬連	3連単
2024	2	4	370円	1,180円	19,390円
2023	4	2	730円	1,980円	12,380円
2022	2	7	410円	2,030円	30,010円
2021	4	3	800円	2,420円	79,560円
2020	1	4	110円	910円	8,740円
2019	3	8	650円	4,680円	23,510円
2018	7	2	1,450円	2,380円	100,590円
2017	1	10	450円	10,660円	559,700円
2016	1	9	230円	3,510円	69,380円
2015	5	2	1,340円	3,870円	38,880円
2014	3	4	690円	2,640円	59,200円