阪神ジュベナイルフィリーズ

1949年に阪神3歳ステークスとして創設され1991年に牝馬限定戦に変更され阪神3歳牝馬ステークスとして3歳牝馬(現2歳)のチャンピオン決定戦として位置づけられました。

2001年より馬齢表記が国際基準に改められたのに伴い、弦名称となり日本競馬の2歳牝馬による最初のGI競走で、2歳牝馬の頂点決定戦として、他の2歳牝馬限定の重賞と差別化されており、毎年注目のレースとなっています。

【開催時期】毎年12月の第2日曜日

阪神ジュべナイルF
GⅠ
阪神競馬場 芝 1600m
2歳牝 (混合)
指定 馬齢
波乱度 1人気信頼度
★★★★ ★★

傾向・予想ポイント

1. コースの特徴

  • 距離: 芝1600m(右回り・外回りコース)

    • スタート地点が向正面にあり、最初のコーナーまで約500mと直線が長いため、序盤のポジション争いは激化しにくい。
    • 最後の直線は約470mと長く、ゴール前に高低差1.8mの急坂があるため、瞬発力だけでなく坂を克服するパワーも求められる。
  • ペースの特徴

    • 2歳牝馬限定戦ということもあり、ペースは平均~スローになることが多い。
    • 勝負どころは3コーナー以降から一気にペースが上がる傾向があり、瞬発力勝負になりやすい。

2. 過去のデータからの傾向

(1) 人気馬の信頼度

  • 1~3番人気馬が強い

    • 過去10年で1~3番人気馬が好成績を残しており、特に1番人気馬の信頼度が高い。
    • 例: ソダシ(2020年1番人気1着)、ラッキーライラック(2017年1番人気1着)。
  • 伏兵馬の台頭も多い

    • 人気薄の馬が2・3着に絡むことも多く、馬券の波乱要素がある。
    • 例: メイケイエール(2020年5番人気3着)、リバティアイランド(2022年1番人気1着、3番人気ナミュールが4着)。

(2) 脚質

  • 差し・追い込み馬が有利

    • 阪神外回りコースは最後の直線が長いため、差しや追い込み馬が台頭するケースが多い。
    • 例: リバティアイランド(2022年)、ラッキーライラック(2017年)。
  • 先行馬も注意

    • スローな展開では先行馬が粘ることもある。
    • 例: ソダシ(2020年)、ウォッカ(2006年)。

(3) 枠順

  • 内枠がやや有利
    • 最初のコーナーまでの距離が長いため、大きな不利はないものの、コーナーでの距離ロスを抑えられる内枠(1~4枠)がやや有利。
    • 外枠でもスムーズに好位につけられる馬なら問題なし。

(4) 前走

  • アルテミスS(G3)組が中心

    • 東京1600mで行われる牝馬限定戦で、阪神JFの有力馬が多数出走。
    • 例: ラッキーライラック(2017年)、リバティアイランド(2022年)。
  • ファンタジーS(G3)や新馬・未勝利戦組も注目

    • 短距離戦のファンタジーSや、キャリアの浅い新馬・未勝利戦から直行する馬も好走例がある。
    • 例: ソダシ(2020年ファンタジーS2着→阪神JF1着)。
  • 海外帰りやダート路線の馬は少ない

    • ほとんどが芝1600mのレースをステップにしている。

(5) 上がりタイム

  • 上がり3ハロン最速馬が有利
    • 阪神外回りの特性上、最後の直線で速い脚を使える馬が好成績。

(6) 年齢

  • 2歳牝馬限定戦のため、キャリアの浅い馬が多いが、経験が豊富な馬ほど完成度が高い場合が多い。

(7) 血統

  • ディープインパクト産駒が強い

    • 瞬発力とスピードを兼ね備えた産駒が多く、阪神JFでの好走例が多い。
    • 例: ラッキーライラック(2017年)、リバティアイランド(2022年)。
  • ロードカナロア産駒や短距離血統も注目

    • スピードを活かせるロードカナロア産駒も近年好成績を残している。

3. 注目すべきポイント

(1) ペースと展開

  • スローペースになりやすいが、ペース次第で前後有利が変わる。
  • 前半でスムーズにポジションを取れる馬が有利。

(2) 馬場状態

  • 良馬場: スピードと瞬発力が重要。
  • 稍重・重馬場: 持久力やパワーが問われ、馬場適性のある馬が浮上。

(3) 経験と成長度

  • 2歳牝馬戦はキャリアが浅い馬が多いため、前走のレース内容や成長力が大きな要因となる。

4. 過去の優勝馬の特徴

  • スピードと瞬発力を兼ね備えた馬

    • 瞬発力勝負になりやすいため、直線で速い脚を使える馬が有利。
    • 例: ソダシ(2020年)、リバティアイランド(2022年)。
  • 距離適性のある馬

    • 1600mで実績を残している馬が中心。
  • 完成度が高い馬

    • キャリアの浅い2歳馬同士の戦いであるため、完成度の高さが勝敗を分けることが多い。

5. 攻略のポイント

(1) 前哨戦をチェック

  • アルテミスSやファンタジーS、東京芝1600m戦でのパフォーマンスを重視。
  • 特に速い上がりを使えた馬に注目。

(2) 展開を読む

  • 先行馬が少ない場合はスローからの瞬発力勝負になることが多く、差し馬が有利。
  • ペースが速くなる場合、前で運ぶ馬が粘り込む可能性も。

(3) 馬場状態を確認

  • 道悪ではパワー型の血統や馬場適性が重要。

(4) 成長度と調教内容

  • 前走からの上積みが期待できる馬を見極める。

6. 波乱の要素

  • キャリアの浅い2歳牝馬同士の戦いであるため、能力差が明確でない場合は波乱が起きやすい。
  • 特に新馬戦・未勝利戦からの急成長馬に注意。

過去のレース結果

年度 馬名 性齢 人気 脚質
2024 アルマヴェローチェ 牝2 5 差し
2023 アスコリピチェーノ 牝2 3 差し
2022 リバティアイランド 牝2 1 差し
2021 サークルオブライフ 牝2 3 先行
2020 ソダシ 牝2 1 逃げ
2019 レシステンシア 牝2 4 差し
2018 ダノンファンタジー 牝2 1 先行
2017 ラッキーライラック 牝2 2 先行
2016 ソウルスターリング 牝2 1 逃げ
2015 メジャーエンブレム 牝2 1 差し
2014 ショウナンアデラ 牝2 5 差し

過去の配当

年度 1着人気 2着人気 単勝 馬連 3連単
2024 5 8 1,050円 8,510円 227,500円
2023 3 5 590円 2,330円 21,530円
2022 1 12 260円 7,550円 178,460円
2021 3 8 560円 12,470円 114,300円
2020 1 2 320円 690円 17,260円
2019 4 6 1,120円 10,000円 86,720円
2018 1 2 260円 640円 5,020円
2017 2 3 410円 920円 8,560円
2016 1 2 290円 510円 42,502円
2015 1 10 250円 3,500円 39,480円
2014 5 2 980円 2,200円 22,780円

 

 

11月12月の重賞レース

ファンタジーS【Ⅲ】芝1,400(2歳牝)京都
天皇賞(秋)【Ⅰ】芝2,000(3歳以上)東京
京王杯2歳S【Ⅱ】芝1,400(2歳)東京
京都ジャンプS【Ⅲ】障3,170(3歳以上)京都
アルゼンチン共和国杯【Ⅱ】芝2,500(3歳以上)東京
みやこS【Ⅲ】ダ1,800(3歳以上)京都
武蔵野S【Ⅲ】ダ1,600(3歳以上)東京
デイリー杯2歳S【Ⅱ】芝1,600(2歳)京都
エリザベス女王杯【Ⅰ】芝2,200メートル(3歳以上牝)京都
福島記念【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)福島
マイルチャンピオンシップ【Ⅰ】芝1,600(3歳以上)京都
東スポ杯2歳S【Ⅱ】芝1,800(2歳)東京
京都2歳S【Ⅲ】芝2,000(2歳)京都
ジャパンC【Ⅰ】芝2,400(3歳以上)東京
京阪杯【Ⅲ】芝1,200(3歳以上)京都
ステイヤーズS【Ⅱ】芝3,600(3歳以上)中山
鳴尾記念【Ⅲ】芝1,800(3歳以上)阪神
チャンピオンズC【Ⅰ】ダ1,800(3歳以上)中京
中日新聞杯【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)中京
カペラS【Ⅲ】ダ1,200(3歳以上)中山
阪神ジュベナイルF【Ⅰ】芝1,600(2歳牝)阪神
ターコイズS【Ⅲ】芝1,600(3歳以上牝)中山
朝日杯フューチュリティS【Ⅰ】芝1,600(2歳牡・牝)阪神
中山大障害【Ⅰ】障4,100(3歳以上)中山
ホープフルS【Ⅰ】芝2,000(2歳牡・牝)中山
阪神C【Ⅱ】芝1,400(3歳以上)阪神
有馬記念【Ⅰ】芝2,500(3歳以上)中山
※2025年時点のスケジュール

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