2歳馬限定の重賞競走で、毎年夏に札幌競馬場で行われます。このレースは2歳馬の将来を占う重要な一戦であり、クラシック戦線を目指す若駒たちが競う注目の舞台です。
1966年に創設され、「札幌3歳ステークス」という名称で行われました。当時は3歳馬(現2歳馬)限定のローカル競走としてスタートしました。
初期は芝1200メートルで行われていましたが、1975年に芝1800メートルに延長され、現在の距離が定着し距離延長により、スピードだけでなくスタミナや戦略性が問われるレースとなりました。
札幌2歳S | |
GⅢ | |
札幌競馬場 芝 1800m | |
2歳牡・牝 (混合) | |
特指 馬齢 | |
波乱度 | 1人気信頼度 |
★★ | ★★★ |
目次
傾向・予想ポイント
1. 人気馬の信頼性
- 上位人気馬が堅実な成績を残す傾向があります。
- 過去10年のデータでは、1~3番人気馬が好成績を収めています。
- 特に1番人気馬の信頼度は高く、連対率も比較的安定しています。
- 一方で、6番人気以下の馬が突っ込んで波乱を起こすこともあり、穴馬の台頭も見逃せません。
2.脚質の傾向
- 差し馬が有利。
- 札幌競馬場の芝1800メートルは、最後の直線が短いものの、タフな洋芝が特徴のため、後方から速い上がりを使える馬が有利な傾向があります。
- 先行馬がそのまま粘るケースもありますが、ペースが速くなった場合は差し脚を活かせる馬が目立ちます。
3. 枠順の影響
- 内枠がやや有利。
- スタートから最初のコーナーまでの距離が短いため、内枠の方が位置取りしやすく、ロスなく運べる傾向があります。
- ただし、外枠の馬でもスムーズに先行できる場合は問題なく好走します。
4. 前走のローテーション
- 新馬戦や未勝利戦からの挑戦が中心。
- キャリア1戦または2戦の馬が多く、デビュー戦で好走した馬が活躍する傾向が強いです。
- 前走で芝1800メートル以上を経験している馬が有利で、距離延長が課題になる馬は苦戦しやすい。
5. 馬齢の傾向
- 2歳限定戦であるためキャリアは浅いですが、初戦で見せたパフォーマンスが重要。
- 新馬戦で強い勝ち方をした馬や、内容の濃いレースをした馬が上位に食い込みやすいです。
6. 上がりタイム
- 上がり3ハロンの速さが重要。
- 札幌競馬場の洋芝はスタミナを要求されるため、後半の脚を溜められる馬が好走します。
- 上がり最速を記録した馬の連対率が高いのも特徴です。
7. コース適性
- 洋芝適性が重要。
- 札幌競馬場の洋芝はタフで、柔らかい芝への適性が問われます。
- 特に札幌や函館など洋芝コースでの好走経験がある血統や、パワー型の馬に注目する必要があります。
8. 波乱の可能性
- 波乱含みのレース。
- キャリアが浅い馬が多いため、能力の比較が難しく、思わぬ馬が台頭することがあります。
- 特に前走でのパフォーマンスを過小評価された馬が一変するケースもあり、注意が必要です。
9. 血統の傾向
- スタミナ型や洋芝適性の高い血統が有利。
- サンデーサイレンス系や、欧州血統を持つ馬が好成績を残すことが多い。
- 短距離志向の血統は、距離や洋芝への適性が不足する場合があり、苦戦する傾向があります。
10. 波乱要素
- レース経験が浅い馬が多いため、展開や馬場コンディション次第で大きな波乱が起きる可能性があります。
- 馬場が稍重や重となった場合は、洋芝適性のある馬がさらに有利になります。
9月10月の重賞レース
京成杯オータムH【Ⅲ】芝1,600(3歳以上)中山
札幌2歳S【Ⅲ】芝1,800(2歳)札幌
紫苑S【Ⅱ】芝2,000(3歳牝)中山
セントウルS【Ⅱ】芝1,200(3歳以上)阪神
チャレンジC【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)阪神
ローズS【Ⅱ】芝1,800(3歳牝)阪神
セントライト記念【Ⅱ】芝2,200(3歳)中山
阪神ジャンプS【Ⅲ】障3,140(3歳以上)阪神
オールカマー【Ⅱ】芝2,200(3歳以上)中山
神戸新聞杯【Ⅱ】芝2,400(3歳牡・牝)阪神
シリウスS【Ⅲ】ダ2,000(3歳以上)阪神
スプリンターズS【Ⅰ】芝1,200(3歳以上)中山
毎日王冠【Ⅱ】芝1,800(3歳以上)東京
京都大賞典【Ⅱ】芝2,400(3歳以上)京都
サウジアラビアロイヤルC【Ⅲ】芝1,600(2歳)東京
アイルランドT【Ⅱ】芝1,800(3歳以上牝)東京
スワンS【Ⅱ】芝1,400(3歳以上)京都
富士S【Ⅱ】芝1,600(3歳以上)東京
東京ハイジャンプ【Ⅱ】障3,110(3歳以上)東京
秋華賞【Ⅰ】芝2,000(3歳牝)京都
アルテミスS【Ⅲ】芝1,600(2歳牝)東京
菊花賞【Ⅰ】芝3,000(3歳牡・牝)京都
※2025年時点のスケジュール