東京競馬場で開催されるダート1600mのレースで日本のダート競馬における最高峰の一つとして位置付けられています。
「フェブラリーハンデキャップ」という名称で、重賞(GIII)として1984年に創設され1994年にGIIへ昇格し、1997年にはGIに昇格しました。
さらに2007年からは国際競走として解放され、外国馬も出走可能になりました。これにより、国内外から注目されるレースとなっており、日本国内のダート競馬の最高峰のレースとして位置づけられるようになりました。
【開催時期】毎年2月
フェブラリーS | |
GⅠ | |
東京競馬場 ダ 1600m | |
4歳以上 (国際) | |
指定 定量 | |
波乱度 | 1人気信頼度 |
★★ | ★★★★ |
目次
傾向・予想ポイント
1. コースの特徴
- 距離: ダート1600m
東京競馬場のダート1600mはスタート地点が芝コース上にあり、約150m芝を走った後にダートコースに入ります。このため、芝適性もある程度求められるケースがあります。 - 直線の長さ: 東京競馬場のダートコースは最後の直線が約500mと長く、差しや追い込みも届きやすい条件です。
- ペース傾向: スタート後の芝区間と1コーナーまでの距離が短いため、序盤はペースが速くなることが多いです。先行争いが激化しやすく、差し馬が有利になることもあります。
2. 過去のデータからの傾向
(1) 人気馬の信頼度
- 1~3番人気の馬の好走率が高い。
- 特に、単勝1番人気の成績は安定しており、信頼度が高い傾向にあります。
- 例: ゴールドドリーム(2017年)、カフェファラオ(2021年、2022年)
(2) 脚質
- 差し馬有利
東京ダート1600mの特徴である長い直線を活かして、差しや追い込みの馬が好成績を残すケースが多い。 - 先行馬の粘りも目立つが、ハイペースになると失速する可能性がある。
(3) 年齢
- 4歳~6歳馬が中心。
成長期の4歳馬や充実期の5~6歳馬が優勢で、高齢馬(7歳以上)は苦戦傾向。
(4) 前走
- 前走の成績やレースレベルが重要
フェブラリーSで好走する馬の多くは、前走でG1やG2、G3クラスのレースで好走している馬が多い。
(5) 枠順
- 内枠有利
東京ダート1600mは1コーナーまでの距離が短く、外枠の馬は距離ロスが発生しやすい。そのため、内枠~中枠の馬が有利な傾向。
(6) 騎手
- G1経験が豊富な騎手が信頼されやすい。
騎乗技術が問われる一戦で、特に東京競馬場での騎乗経験が豊富なジョッキーが有利。
3. 注目すべきポイント
- 地方馬の挑戦: 地方競馬から参戦する馬は好走例が少ないですが、力関係や展開次第では上位争いに加わる可能性があります。
- 海外馬の参戦: 日本と海外のダート適性の違いから、海外馬の成績はあまり振るわない傾向。
- 馬場状態: 冬の東京競馬場は乾燥しており、速い時計が出やすい傾向にあります。ただし、雨が降ると時計が大きく変わる可能性があるため、馬場状態は要チェック。
4. 過去の優勝馬の特徴
過去の勝ち馬を見ると、以下のような特徴があります。
- スピードと持久力を兼ね備えたタイプ
例: モーニン、ゴールドドリーム、カフェファラオ - 芝・ダート兼用の馬も実績あり。 芝でのスピード経験がダートのレースで活かされる場合も多いです。
5. 攻略のポイント
- 展開予想が鍵
前が速くなる展開が予想される場合、差し馬に注目。逆にスローペースの場合は先行馬が有利。 - 馬場状態を確認
特に雨が降った場合、パワー型のダート馬が台頭しやすい。 - データを活用
枠順や騎手の成績、前走の内容を徹底分析することが重要です。
過去のレース結果
年 | 1着馬 | 性齢 | 人気 | 脚質 |
2024 | ペプチドナイル | 牡5 | 3 | 先行 |
2023 | レモンポップ | 牡5 | 1 | 先行 |
2022 | カフェファラオ | 牡5 | 3 | 差し |
2021 | カフェファラオ | 牡4 | 1 | 差し |
2020 | モズアスコット | 牡6 | 1 | 差し |
2019 | インティ | 牡5 | 1 | 逃げ |
2018 | ノンコノユメ | 牡6 | 4 | 追込 |
2017 | ゴールドドリーム | 牡4 | 2 | 差し |
2016 | モーニン | 牡4 | 1 | 先行 |
2015 | コパノリッキー | 牡5 | 2 | 逃げ |
2014 | コパノリッキー | 牡4 | 16 | 逃げ |
過去の配当
年 | 1着人気 | 2着人気 | 単勝 | 馬連 | 3連単 |
2023 | 1 | 6 | 220円 | 2,290円 | 28,760円 |
2022 | 3 | 7 | 520円 | 3,670円 | 46,780円 |
2021 | 1 | 6 | 370円 | 2,770円 | 30,060円 |
2020 | 1 | 16 | 260円 | 9,590円 | 244,120円 |
2019 | 1 | 2 | 240円 | 480円 | 4,970円 |
2018 | 4 | 1 | 870円 | 2,210円 | 24,730円 |
2017 | 2 | 5 | 590円 | 3,230円 | 28,160円 |
2016 | 1 | 2 | 230円 | 610円 | 6,850円 |
2015 | 2 | 4 | 490円 | 3,460円 | 40,080円 |
2014 | 16 | 3 | 27,210円 | 81,330円 | 2,019,040円 |
1月2月の重賞レース
京都金杯【Ⅲ】芝1,600(4歳以上)中京
中山金杯【Ⅲ】芝2,000(4歳以上)中山
フェアリーS【Ⅲ】芝1,600(3歳牝)中山
シンザン記念【Ⅲ】芝1,600(3歳)中京
京成杯【Ⅲ】芝2,000(3歳)中山
日経新春杯【Ⅱ】芝2,200(4歳以上)中京
小倉牝馬S【Ⅲ】芝2,000(4歳以上牝)小倉
アメリカJCC【Ⅱ】芝2,200(4歳以上)中山
プロキオンS【Ⅱ】ダ1,800(4歳以上)中京
根岸S【Ⅲ】ダ1,400(4歳以上)東京
シルクロードS【Ⅲ】芝1,200(4歳以上)京都
東京新聞杯【Ⅲ】芝1,600(4歳以上)東京
きさらぎ賞【Ⅲ】芝1,800(3歳)京都
クイーンC【Ⅲ】芝1,600(3歳牝)東京
小倉ジャンプS【Ⅲ】障3,390(4歳以上)小倉
共同通信杯【Ⅲ】芝1,800(3歳)東京
京都記念【Ⅱ】芝2,200(4歳以上)京都
ダイヤモンドS【Ⅲ】芝3,400(4歳以上)東京
阪急杯【Ⅲ】芝1,400(4歳以上)京都
フェブラリーS【Ⅰ】ダ1,600(4歳以上)東京
小倉大賞典【Ⅲ】芝1,800(4歳以上)小倉
※2025年時点のスケジュール