芝1200メートルの重賞競走で、毎年9月に阪神競馬場で行われます。このレースは秋のスプリントG1スプリンターズステークスへの重要な前哨戦であり、日本国内の短距離路線で注目される一戦です。
1987年に「セントウルステークス」として創設されました。当初はオープン特別競走として開催されていましたが1996年にGIIIに格付けされ、2000年にはGIIに昇格。
スピードとスタミナ、そして成長力が問われるこのレースは、スプリント戦線を占ううえで欠かせない舞台となっています。
セントウルS | |
GⅡ | |
阪神競馬場 芝 1200m | |
3歳以上 (国際) | |
指定 別定 | |
波乱度 | 1人気信頼度 |
★★★ | ★★★ |
目次
傾向・予想ポイント
1. 人気馬の信頼性
- 上位人気馬が好成績を残す傾向があります。
- 過去10年のデータでは、1~3番人気馬が勝率・連対率ともに高く、軸馬として信頼しやすいです。
- 一方で、伏兵馬(6番人気以下)が好走するケースも見られ、波乱要素もあります。
2. 脚質の傾向
- 先行馬が有利。
- 阪神競馬場の芝1200メートルは直線が長く、最後に急坂があるため、逃げ馬がそのまま押し切るのは難しいですが、先行馬が粘るケースが多いです。
- 差し馬も坂を利用して追い込むことが可能で、ペースが速くなれば後方からの馬が台頭する場面も。
3. 枠順の影響
- 内枠が有利。
- スタートから最初のコーナーまでの距離が短いため、内枠の馬が有利な傾向にあります。
- ただし、外枠の馬でもスムーズに先行できれば問題なく好走できるため、脚質次第では外枠馬にもチャンスがあります。
4. 前走のローテーション
- 夏の重賞やオープン特別からの参戦馬が中心。
- 北九州記念(GIII)やアイビスサマーダッシュ(GIII)などの夏競馬のスプリント重賞組が好成績を収めています。
- 条件戦やオープン特別からの格上挑戦馬も激走する可能性があり、注意が必要です。
5. 上がりタイム
- 上がり3ハロンが速い馬が有利。
- 急坂を含む直線で末脚を活かせる馬が強いです。特に、前走で速い上がりを記録している馬に注目。
6. 距離適性
- スプリント適性の高い馬が有利。
- 芝1200メートルでの実績がある馬が強い傾向があります。
- マイル以下のレースを得意とする馬が、この舞台で実力を発揮することが多いです。
7. 馬齢の傾向
- 4歳~5歳馬が中心。
- 過去の勝ち馬の多くが4歳または5歳馬で、充実期を迎えた馬が結果を残すケースが多いです。
- 6歳以上の馬も好走例はあるものの、年齢が上がるほど成績はやや低下する傾向があります。
8. 波乱の可能性
- 人気薄の馬が激走することも多い。
- 実績馬が休み明けで調整段階の場合や、展開が速く崩れる場合に伏兵馬が絡むケースがあります。
- 特に条件戦やオープン特別から格上挑戦してきた馬には注意が必要です。
9. 血統の傾向
- スピードとパワーを兼ね備えた血統が有利。
- サンデーサイレンス系や短距離型の血統が好成績を残しています。
- 欧州型のスタミナ血統よりも、日本の高速芝に適したスピード血統が活躍しやすいです。
10. サマースプリントシリーズとの関連
- サマースプリントシリーズの最終戦として重要。
- シリーズチャンピオン争いが絡む場合、シリーズポイントを狙う馬が仕上がりの良さを見せ、好走することが多いです。
9月10月の重賞レース
京成杯オータムH【Ⅲ】芝1,600(3歳以上)中山
札幌2歳S【Ⅲ】芝1,800(2歳)札幌
紫苑S【Ⅱ】芝2,000(3歳牝)中山
セントウルS【Ⅱ】芝1,200(3歳以上)阪神
チャレンジC【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)阪神
ローズS【Ⅱ】芝1,800(3歳牝)阪神
セントライト記念【Ⅱ】芝2,200(3歳)中山
阪神ジャンプS【Ⅲ】障3,140(3歳以上)阪神
オールカマー【Ⅱ】芝2,200(3歳以上)中山
神戸新聞杯【Ⅱ】芝2,400(3歳牡・牝)阪神
シリウスS【Ⅲ】ダ2,000(3歳以上)阪神
スプリンターズS【Ⅰ】芝1,200(3歳以上)中山
毎日王冠【Ⅱ】芝1,800(3歳以上)東京
京都大賞典【Ⅱ】芝2,400(3歳以上)京都
サウジアラビアロイヤルC【Ⅲ】芝1,600(2歳)東京
アイルランドT【Ⅱ】芝1,800(3歳以上牝)東京
スワンS【Ⅱ】芝1,400(3歳以上)京都
富士S【Ⅱ】芝1,600(3歳以上)東京
東京ハイジャンプ【Ⅱ】障3,110(3歳以上)東京
秋華賞【Ⅰ】芝2,000(3歳牝)京都
アルテミスS【Ⅲ】芝1,600(2歳牝)東京
菊花賞【Ⅰ】芝3,000(3歳牡・牝)京都
※2025年時点のスケジュール