伝統的な重賞競走で、毎年10月下旬に行われる秋の短距離重賞でスプリント路線とマイル路線の中間に位置する芝1400mで施行され、秋の大一番であるマイルチャンピオンシップ(G1)への重要な前哨戦として位置付けられています。
1958年に「スワンハンデキャップ」として創設されました。当初はハンデキャップ競走として行われていましたが、1984年にグレード制が導入され、現在の別定重量戦となりました。同年にG2に格付けされ、現在に至ります。
短距離路線とマイル路線の交差点とも言えるレースでスプリンター(短距離馬)とマイラー(中距離馬)の両方に対応できる馬が有利であるため幅広いタイプの馬が出走します。
スワンS | |
GⅡ | |
京都競馬場 芝 1400m | |
3歳以上 (国際) | |
指定 別定 | |
波乱度 | 1人気信頼度 |
★★★★★ | ★★ |
傾向・予想ポイント
1. 人気馬の成績
スワンステークスは、上位人気馬が安定して好成績を残すレースです。ただし、穴馬が馬券に絡むこともあり、波乱の余地もあります。
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1番人気の成績(過去10年)
- 勝率:約40%
- 連対率:約60%
- 複勝率:約70%
1番人気馬の信頼度は比較的高いものの、時折中穴・大穴が馬券に絡むため、人気薄の馬にも注目が必要です。
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2~3番人気の成績
2番人気・3番人気の馬も安定しており、特に短距離・マイル路線で実績を残している馬は信頼できます。 -
穴馬の台頭
過去には6~10番人気の馬が連対したケースもあり、馬券的には波乱の可能性も秘めています。
2. 脚質の傾向
京都競馬場芝1400mは、外回りコースのため、差し馬がやや有利ですが、先行馬も粘り込むケースが見られます。
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先行馬
コーナーをスムーズに立ち回る器用さが重要で、スピードのある先行馬がそのまま押し切る展開になることがあります。 -
差し・追い込み馬
最後の直線が短いため、後方から一気に差し切るのは難しいものの、ペースが速くなった場合は末脚の鋭い馬が好走します。 -
逃げ馬は厳しい
逃げ馬がそのまま押し切ることは少なく、最後の直線で捕まるケースがほとんどです。
3. 枠順の傾向
京都競馬場芝1400mは、枠順の有利不利が比較的小さいコースですが、内枠がやや有利です。
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内枠(1~4枠)
スタートからポジションを取りやすく、ロスの少ない競馬ができるため、先行馬にとって有利です。 -
外枠(7~8枠)
外枠の馬は距離ロスが大きくなるため、特に先行馬にとっては不利です。ただし、差し馬なら巻き返しが可能です。
4. 配当傾向
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単勝オッズ
上位人気馬が勝つことが多いため、単勝配当は堅めになることが多いです。 -
三連複・三連単
人気馬同士で決着する場合が多いものの、時折穴馬が絡むことで中配当~高配当になるケースもあります。
9月10月の重賞レース
京成杯オータムH【Ⅲ】芝1,600(3歳以上)中山
札幌2歳S【Ⅲ】芝1,800(2歳)札幌
紫苑S【Ⅱ】芝2,000(3歳牝)中山
セントウルS【Ⅱ】芝1,200(3歳以上)阪神
チャレンジC【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)阪神
ローズS【Ⅱ】芝1,800(3歳牝)阪神
セントライト記念【Ⅱ】芝2,200(3歳)中山
阪神ジャンプS【Ⅲ】障3,140(3歳以上)阪神
オールカマー【Ⅱ】芝2,200(3歳以上)中山
神戸新聞杯【Ⅱ】芝2,400(3歳牡・牝)阪神
シリウスS【Ⅲ】ダ2,000(3歳以上)阪神
スプリンターズS【Ⅰ】芝1,200(3歳以上)中山
毎日王冠【Ⅱ】芝1,800(3歳以上)東京
京都大賞典【Ⅱ】芝2,400(3歳以上)京都
サウジアラビアロイヤルC【Ⅲ】芝1,600(2歳)東京
アイルランドT【Ⅱ】芝1,800(3歳以上牝)東京
スワンS【Ⅱ】芝1,400(3歳以上)京都
富士S【Ⅱ】芝1,600(3歳以上)東京
東京ハイジャンプ【Ⅱ】障3,110(3歳以上)東京
秋華賞【Ⅰ】芝2,000(3歳牝)京都
アルテミスS【Ⅲ】芝1,600(2歳牝)東京
菊花賞【Ⅰ】芝3,000(3歳牡・牝)京都
※2025年時点のスケジュール