エリザベス女王杯

1975年のエリザベス2世女王の来日を記念して「エリザベス2世杯」として創設されました。当初は3歳牝馬限定のGI競走で、現在の秋華賞に相当するレースとして行われていました。

1996年: 秋華賞の新設に伴い、エリザベス女王杯は古馬(4歳以上)牝馬限定のGIに変更されました。これにより、秋華賞からエリザベス女王杯への牝馬路線が確立。

牝馬限定の最高峰GI競走であり、古馬牝馬のチャンピオン決定戦として位置付けられています。また、ジャパンカップ有馬記念へのステップレースとしても注目されます。

【開催時期】毎年11月中旬

エリザベス女王杯
GⅠ
京都競馬場 芝 2200m
3歳以上 牝 (国際)
指定 定量
波乱度 1人気信頼度
★★★ ★★

傾向・予想ポイント

1. コースの特徴

  • 距離: 芝2200m(右回り・外回り)

    • 京都競馬場の外回りコースは、直線が長くスピードを活かせるコース形状です。
    • スタート後の第1コーナーまでの距離が約400mと比較的長いため、ポジション争いが激化しにくい。
    • ゴール前には急坂(高低差3.3m)があり、最後の瞬発力やパワーが求められる。
  • ペースの特徴

    • スローペースからの瞬発力勝負になることが多い。
    • 先行馬が有利になりやすいが、ペース次第では差し馬の台頭もある。

2. 過去のデータからの傾向

(1) 人気馬の信頼度

  • 1~3番人気馬の信頼度が高い

    • 実績のある馬が順当に結果を残す傾向が強い。
    • 例: ラヴズオンリーユー(2020年1番人気1着)、リスグラシュー(2018年1番人気1着)。
  • 伏兵馬が絡むことも多い

    • 波乱が起きやすく、中穴馬(5~8番人気)が馬券圏内に絡むことが少なくない。
    • 例: ノームコア(2020年7番人気2着)、クインズリング(2016年11番人気1着)。

(2) 脚質

  • 先行馬が有利

    • 京都外回りコースは直線が長いため、早めに仕掛けた先行馬が押し切るケースが多い。
    • 例: モズカッチャン(2017年)、リスグラシュー(2018年)。
  • 差し馬も展開次第で台頭

    • ペースが速くなれば、中団~後方の差し馬が台頭する。
    • 例: ラヴズオンリーユー(2020年)。
  • 逃げ馬は苦戦傾向

    • ハイペースになりやすく、逃げ切りは難しい。

(3) 枠順

  • 内枠(1~4枠)が有利
    • 京都外回りコースはコーナーを4回回るため、内枠の馬が距離ロスを抑えやすい。
    • 外枠でもスムーズに先行できれば巻き返し可能。

(4) 前走

  • 秋華賞(G1)組が中心

    • 3歳馬の大半が秋華賞から参戦し、上位馬がそのまま好走する傾向がある。
    • 例: モズカッチャン(2017年)、ラヴズオンリーユー(2020年)。
  • 府中牝馬ステークス(G3)組も多い

    • 東京芝1800mで行われる牝馬限定戦で、古馬勢の主要な前哨戦。
    • 例: スマートレイアー(2017年2着)。
  • 海外遠征帰りの馬にも注目

    • 近年は香港やドバイから帰国した実績馬が好走するケースも増えている。

(5) 上がりタイム

  • 上がり3ハロン最速馬が有利
    • スローペースからの瞬発力勝負になるため、直線で速い脚を使える馬が好成績。

(6) 年齢

  • 3~5歳馬が中心
    • 特に4歳馬が充実期にあり、好成績を残す傾向。
    • 6歳以上の馬も掲示板入りすることはあるが、勝ち切るのは難しい。

(7) 血統

  • ディープインパクト産駒が好成績

    • 瞬発力とスピードを兼ね備えたディープインパクト産駒が圧倒的に有利。
    • 例: ラヴズオンリーユー(2020年)。
  • ハーツクライ産駒やキングカメハメハ産駒も注目

    • スタミナが問われる展開ではこれらの血統も活躍。

3. 注目すべきポイント

(1) 距離適性

  • 2200mという中距離戦に対応できる適性が重要。2000mや2400mでの実績がある馬が有利。

(2) 展開とペース

  • スローペースなら先行馬が有利。ハイペースなら差し馬が浮上。
  • 序盤のペースメーカーや仕掛けどころが展開の鍵を握る。

(3) 馬場状態

  • 良馬場: 瞬発力重視の決着。
  • 稍重・重馬場: スタミナやパワーが問われ、道悪適性のある馬が浮上。

4. 過去の優勝馬の特徴

  • スピードと瞬発力を兼ね備えた馬

    • スローペースからの瞬発力勝負に強い馬が有利。
    • 例: ラヴズオンリーユー、リスグラシュー。
  • 中距離適性の高い馬

    • 2000m~2400mの実績が重要。
    • 例: モズカッチャン、クインズリング。
  • 成長力と上積みのある馬

    • 秋華賞からのローテーションで、3歳馬が成長を見せるケースが多い。

5. 攻略のポイント

(1) 前哨戦を重視

  • 秋華賞、府中牝馬Sの上位馬を中心に考える。
  • 特に秋華賞で好走した3歳馬は要注目。

(2) 展開を読む

  • スローペースなら先行馬、ハイペースなら差し馬に注目。

(3) 枠順と位置取り

  • 内枠有利を考慮しつつ、スムーズに流れに乗れる馬を重視。

(4) 馬場状態を確認

  • 雨が降った場合は道悪実績のある馬やスタミナ型血統を重視。

6. 波乱の要素

  • エリザベス女王杯は中距離適性や展開次第で波乱が起きることも多い。
  • 特に成長した3歳馬や、距離延長でパフォーマンスを上げる馬に注意。

過去のレース結果

年度 1着馬名 性別・年齢 人気 脚質
2024 スタニングローズ 牝5 1 先行
2023 ブレイディヴェーグ 牝3 1 先行
2022 ジェラルディーナ 牝4 4 差し
2021 アカイイト 牝4 10 差し
2020 ラッキーライラック 牝5 1 差し
2019 ラッキーライラック 牝4 1 差し
2018 リスグラシュー 牝4 1 差し
2017 モズカッチャン 牝4 2 差し
2016 クイーンズリング 牝5 2 差し
2015 マリアライト 牝4 1 差し
2014 ラキシス 牝4 1 差し

過去の配当

年度 1着人気 2着人気 単勝 馬連 3連単
2024 3 12 950円 16,020円 278,100円
2023 1 5 240円 1,580円 9,780円
2022 4 5 810円 1,920円 206,260円
12 15,500円 289,250円
2021 10 7 6,490円 51,870円 3,393,960円
2020 1 5 330円 2,290円 21,050円
2019 3 7 540円 3,380円 26,480円
2018 3 9 470円 9,800円 56,370円
2017 5 9 770円 8,030円 127,540円
2016 3 12 610円 13,710円 158,930円
2015 6 1 1,520円 1,860円 23,590円
2014 3 1 680円 970円 15,570円

 

 

11月12月の重賞レース

ファンタジーS【Ⅲ】芝1,400(2歳牝)京都
天皇賞(秋)【Ⅰ】芝2,000(3歳以上)東京
京王杯2歳S【Ⅱ】芝1,400(2歳)東京
京都ジャンプS【Ⅲ】障3,170(3歳以上)京都
アルゼンチン共和国杯【Ⅱ】芝2,500(3歳以上)東京
みやこS【Ⅲ】ダ1,800(3歳以上)京都
武蔵野S【Ⅲ】ダ1,600(3歳以上)東京
デイリー杯2歳S【Ⅱ】芝1,600(2歳)京都
エリザベス女王杯【Ⅰ】芝2,200メートル(3歳以上牝)京都
福島記念【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)福島
マイルチャンピオンシップ【Ⅰ】芝1,600(3歳以上)京都
東スポ杯2歳S【Ⅱ】芝1,800(2歳)東京
京都2歳S【Ⅲ】芝2,000(2歳)京都
ジャパンC【Ⅰ】芝2,400(3歳以上)東京
京阪杯【Ⅲ】芝1,200(3歳以上)京都
ステイヤーズS【Ⅱ】芝3,600(3歳以上)中山
鳴尾記念【Ⅲ】芝1,800(3歳以上)阪神
チャンピオンズC【Ⅰ】ダ1,800(3歳以上)中京
中日新聞杯【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)中京
カペラS【Ⅲ】ダ1,200(3歳以上)中山
阪神ジュベナイルF【Ⅰ】芝1,600(2歳牝)阪神
ターコイズS【Ⅲ】芝1,600(3歳以上牝)中山
朝日杯フューチュリティS【Ⅰ】芝1,600(2歳牡・牝)阪神
中山大障害【Ⅰ】障4,100(3歳以上)中山
ホープフルS【Ⅰ】芝2,000(2歳牡・牝)中山
阪神C【Ⅱ】芝1,400(3歳以上)阪神
有馬記念【Ⅰ】芝2,500(3歳以上)中山
※2025年時点のスケジュール

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