しらさぎステークス

ウインズ米子開設記念の副題がつき2000年にウインズ米子開設記念として米子ステークス（よなごステークス）として施行されました。

様々な条件や場所を変更の繰り返し2025年からGⅢに昇格し「しらさぎステークス」に変更されました。

サマーマイルシリーズの一戦に組み込まれており、夏季の中距離マイル戦線において重要な位置を占めています。

このレースで好走した馬が、後の重賞やG1レース（安田記念やマイルチャンピオンシップなど）で活躍するケースも見られます。

しらさぎステークス
ＧⅢ
阪神競馬場　芝　１６００ｍ
３歳以上
指定　別定
波乱度	１人気信頼度
★★★★	★★★★

傾向・予想ポイント

1．人気馬の成績

• 1～3番人気の馬が比較的堅実な成績を残していますが、時折伏兵馬（6番人気以下）が激走することもあります。
• マイル戦ということもあり、瞬発力や決め手に秀でた馬が上位を占めやすいです。

2．脚質の傾向

• 差し・追い込み馬の好走が目立つ
  阪神競馬場の芝1600メートルは最後の直線が長いため、後方からの鋭い差し脚が決まりやすいコース形態です。
  ただし、展開次第では先行馬が粘り込むケースも見られます。

3．馬場状態の影響

• 良馬場で行われることが多いですが、雨による稍重・重馬場になると、スピードよりも持久力やスタミナが重視される傾向があります。
• 特に梅雨時期の開催のため、天候次第で馬場状態がレースに大きな影響を与える可能性があります。

４．距離適性

• 1600メートル（マイル）戦に実績のある馬が好成績を残しやすい
• 近走でマイル重賞やオープン特別で善戦している馬が優勢です。
• 中距離（1800mや2000m）から距離短縮してきた馬も、展開がハマれば好走することがあります。

５．前走レースの傾向

• 前走が重賞やオープン特別の馬が好成績を残す傾向があります。
• 特に、安田記念（G1）や都大路ステークス（オープン）、**メイステークス（オープン）**など、格の高いレースを経由してきた馬が注目されます。

６．枠順の傾向

• **内枠（1～4枠）**の馬が比較的有利な傾向があります。
  ただし、ペースや展開によって外枠から差し込む馬も見られるため、あまり極端な有利不利はありません。

７．年齢別傾向

• 4歳・5歳馬が中心となっています。競走能力がピークにある馬が好走しやすいためです。
• 高齢馬（6歳以上）でも、過去に重賞実績がある馬であれば好走することがあります。

８．レース展開のポイント

• 前半はやや落ち着いたペースになることが多いですが、阪神競馬場の外回りコースはスパート合戦になりやすいため、後半の瞬発力勝負が決め手になります。
• ハイペースになった場合、差し・追い込みが決まりやすく、前半がスローペースの場合は先行馬が残りやすいです。