追い切り評価と結果の関係|過去成績で見る傾向分析

追い切り評価と結果の関係

追い切り(調教)は、レース本番に向けて馬の状態を整える最終調整のプロセスです。

競馬予想では「調教評価A」「動き抜群」「坂路で好時計」などのコメントをよく目にしますが、実際にそれがレース結果にどの程度結びつくのか?という点を、傾向分析を交えて詳しく解説します。

そもそも「追い切り評価」とは?

● 評価の目的

  • 馬がレース当週にどれだけ良い動きをしているかを見る
  • 仕上がり具合、動きの柔らかさ、反応、タイムなどを総合的に評価

主な評価ランク(一般的な競馬メディア基準)

評価 意味
S評価 明らかに抜群の動き。勝負気配濃厚
A評価 動き良好。仕上がり万全の可能性
B評価 可もなく不可もなし。順調と見て良い
C評価 動きに重さ・反応の鈍さあり。不安残り
D評価 明確に悪い。仕上がり途上/不調の可能性

追い切り評価と結果の関係

目次

追い切り評価とレース結果の関係(全体傾向)

「追い切りが良かった馬=好走する」と思いがちですが、これは単純な相関ではなく、“評価の質”と“馬の実力”の掛け合わせによって成り立つものです。

ここでは、追い切り評価ごとの勝率・連対率・複勝率といった成績傾向をデータベース化し、人気馬・穴馬それぞれの馬券的価値を含めて詳しく分析します。

【1】追い切り評価とは?

● 評価ランクの一般的な基準(例:東スポ、競馬ラボ、調教指数系サイトなど)

評価 意味・目安
S評価 特上の動き。時計・手応えとも抜群。勝負気配濃厚
A評価 優秀な動きで高水準。万全の仕上がり
B評価 順調な動き。力は出せる仕上がり
C評価 可もなく不可もなし or やや重い・動き鈍い
D評価 明らかに不調・状態途上・動きに問題あり

【2】追い切り評価別:レース結果との関係(重賞データ例)

以下は、JRAの重賞(芝・ダート問わず)を対象に、近年の調教評価とレース成績を集計した傾向です(※概算値/平均値)。

評価ランク 勝率 連対率 複勝率
S評価 約25〜30% 約45〜50% 約60%前後
A評価 約15〜20% 約30〜35% 約45〜50%
B評価 約8〜12% 約20〜25% 約30〜35%
C評価 約3〜6% 約10〜15% 約15〜20%
D評価 1〜3%未満 ~5% ~10%未満

※人気・条件・コース補正なしでの全体平均(5年分目安)

【3】人気馬と追い切り評価の組み合わせ別:信頼度

人気 × 調教評価 馬券圏内率(目安) 解説
1〜3番人気 × S〜A評価 65〜75%超 信頼度抜群の“鉄板軸”候補
1〜3番人気 × C〜D評価 25〜40%前後 地雷率が高まる“危険人気馬”
4〜9番人気 × S〜A評価 30〜45% 穴馬候補として妙味あり
10番人気以下 × S評価 15〜25% 穴一発の狙い目。抑えに価値あり
全人気帯 × D評価 5%未満 よほどの適性がない限り軽視対象

【4】追い切り“内容”を加味すると信頼度がさらに変わる

● 同じA評価でも「強めで終い11.2秒」と「馬なりで終い12.2秒」では意味が違う

  • 重要なのは「時計 × ラップ構成 × 反応・手応え × 馬体維持」
  • 以下のような場合は、評価をより信頼して良い
内容 傾向
ラスト2Fで加速ラップ(13.0→12.1) 終いの反応が鋭く、瞬発力が活きる可能性高
併せ馬で格上に先着 調教相手に手応えで上回っている=仕上がり◎
持ったまま好時計 負荷をかけず好時計=余力ある仕上がり
1週前にビシッと追って最終は馬なり 調整ローテが理想的。疲労残りが少ない

【5】活用法|追い切り評価の“買い・消し”判断基準

シチュエーション 買い/消し判断
人気馬 × 高評価(S/A) 頭固定・軸に最適(馬券の中心)
人気馬 × C以下評価 疲労残り or 仕上がり遅れ=軽視も視野
穴馬 × S/A評価 人気よりも状態が上なら積極的に“穴狙い”
重賞 × 昇級馬で好調教 上昇度を加味して抑え推奨

追い切り評価とレース結果の関係(全体傾向)

追い切りパターン別・好走傾向

単に「追い切り評価がAだった」「時計が速かった」では足りません。

“どんな内容の追い切りか”まで踏み込むことで、実戦で走るかどうかの信頼度は一気に上がります

ここでは、コース・脚質・距離適性などを加味した「追い切りパターン別の好走傾向」を詳しく解説します。

【1】坂路調教で好時計+終い重点型 → 短距離〜マイルの好走率が高い

● パターン内容

  • 坂路で全体52〜54秒台
  • ラスト1Fが11秒台前半(11.5秒以下が理想)
  • 馬なり〜強めで加速ラップ(13.0 → 12.2 → 11.6など)

● 走りやすい条件

  • 芝1200〜1600m、ダート1200〜1400m
  • スピード型、瞬発力勝負のレース
  • 開幕週の馬場や軽い馬場設定の時期

● 典型例

  • 【栗東坂路】ロードカナロア産駒の牝馬が好発・先行タイプで好結果
  • 逃げ・先行勢が「テンからしっかり動ける仕上がり」になりやすい

【2】CW(栗東)や南W(美浦)での併せ馬先着+持ったまま

→ 中距離・格上挑戦でも好成績

● パターン内容

  • 馬なり〜一杯で併せ馬に先着
  • 時計は平凡(6F 84秒〜80秒)でも、内容重視
  • ラスト2Fで加速ラップ+仕掛けてからの反応が抜群

● 走りやすい条件

  • 芝1800〜2400m、東京・阪神などの広いコース
  • 格上挑戦や距離延長のタイミング
  • 直線でのひと脚勝負になるレース

● 典型例

  • 【美浦南W】関東馬が古馬併走で持ったまま先着=調教レベルで上位
  • 【栗東CW】G1出走馬が併せた格下馬に楽々先着=仕上がり明白

【3】一週前に強め→最終追い切りは軽めで仕上げ

→ トータルバランス型。広い距離・馬場で好走

● パターン内容

  • 1週前にビシッと負荷(坂路 or CW)=終い11秒台
  • 最終は芝・ポリトラック・軽坂路などで“脚を整える”ような内容
  • 馬体重・気性を考慮した調整パターン(特に牝馬に多い)

● 走りやすい条件

  • 馬体を膨らませたくない牝馬や小柄なタイプ
  • 距離延長・長距離レース(無駄な負荷を避けたい場面)
  • 精神面のリラックス重視=仕上げ“完了”の合図

● 典型例

  • 【ルメール騎乗の牝馬】1週前坂路で52秒、最終は軽く芝流し→好走多数
  • 【春の東京開催】内枠+仕上がり万全で先行押し切り型が好成績

【4】芝コース追い+ラスト11秒台(美浦・栗東)

→ 芝の重賞・大舞台で狙える「勝負追い」

● パターン内容

  • 最終追い切りをあえて芝コースで実施
  • 芝で11.6~11.2秒台のラップを出す
  • 気合い乗り・心肺機能の高さを強調する調整方法

● 走りやすい条件

  • G1・G2クラスの芝重賞
  • 本番直前の勝負気配
  • 特に外国人騎手・外厩仕上げに多いパターン

● 典型例

  • 【美浦芝追い】ノーザン系(天栄)外厩明け、ラスト11秒台=激走の前触れ
  • 高速馬場×決め手勝負の舞台で、末脚炸裂

【5】追い切り時計平凡でも「調整過程に一貫性あり」

→ 長距離型/滞在競馬/ローカル戦で好走

● パターン内容

  • 派手な時計はないが、調教本数・内容が安定
  • 「2週前→1週前→最終」すべて併せ馬で一貫して反応良好
  • 動きの質とフォームの良さを重視する馬に多い

● 走りやすい条件

  • 芝2000m〜2600m/ダート1800m超
  • 小回りローカル(函館・札幌・福島)滞在競馬時
  • 自分のリズムで運べるスロー〜平均ペースのレース

● 典型例

  • 【函館・札幌滞在馬】美浦からの輸送疲労なし+追い切り安定=人気薄で好走
  • 【中山2200m】中距離型ステイヤーが時計平凡でも持続力で好走

追い切りパターン別・好走傾向

追い切り評価と人気・馬券の妙味

追い切り(調教)評価は、仕上がりの良さ=“走れる準備が整っているか”を知るための重要な材料です。

しかし、評価の高さと人気のバランスによって馬券妙味(=配当期待値)は大きく変わるため、闇雲に「A評価だから買い」としてしまうと回収率は落ちがちです。

ここでは、調教評価 × 人気 という視点で、狙える馬・危険な馬の見極め方を詳しく解説します。

【1】基本構造:人気 × 調教評価 の組み合わせマトリクス

人気帯 / 評価 S〜A評価 B評価 C〜D評価
上位人気(1〜3番人気) ◎信頼できる軸候補 ◯条件次第では買える ▲“地雷”の可能性あり
中穴人気(4〜9番人気) ◎“妙味ありの買い” ◯展開次第で期待 △消去法で残す程度
二桁人気(10番人気以下) ◯穴として抑える価値 △“調教だけ良い”タイプ ×基本消し対象

【2】高評価 × 人気の関係|狙えるパターンを整理

◆ 【A】人気薄 × 高調教評価(S・A評価)

「仕上がり抜群なのに人気がない」=最も妙味のある買いパターン

● 狙うべきケース
  • 条件替わり(ダート替わり/距離延長)で実績が少ないが調教が抜群
  • 前走凡走で人気急落だが、今走で追い切りが激変
  • 外厩帰りでいきなり仕上がっている
● 実戦例(イメージ)
  • 9番人気/美浦坂路で自己ベスト → 3着激走 → 複勝20倍
  • ノーザン系外厩帰り/CWで持ったまま先着 → 単勝40倍激走

◆ 【B】人気馬 × 低評価(C・D)

“過信は禁物”なパターン。見た目以上に仕上がっていない可能性

● 警戒すべきケース
  • 中1週・中2週で疲労残りが疑われる
  • 前走激走(レコード・激戦)の反動
  • 最終追い切りが軽すぎる/終いバテている
● 実戦例(イメージ)
  • 1番人気/調教評価D/坂路でラスト13.2秒 → 馬群に沈む
  • 前走圧勝から中2週 → CWで動かず → 人気を裏切る

◆ 【C】人気馬 × 高評価

勝負気配の強い“鉄板パターン”だが、オッズ妙味は低い

● 判断基準
  • 軸に最適。3連系の本命軸としては信頼性高
  • 馬連・3連複などで流す相手が“穴馬 × 高評価”だと妙味あり
● 賢い買い方
  • 単勝よりも3連複の“相手妙味”で回収率UP
  • 馬券圏内に“確実に来る存在”として押さえる

【3】過信禁物!「調教評価が良いだけの人気薄馬」に注意

  • 時計は出ているがラップにメリハリがない
  • 併せ馬に遅れている or 反応が鈍い
  • 時計だけでS評価されているが、内容は凡庸

→ このような馬は“調教詐欺”の可能性あり。人気もない、内容も微妙=過大評価厳禁

【4】逆に“内容地味でも走る馬”の例外パターン

  • 時計は平凡でも、併せ馬で手応え良し・一貫した調整を積んできた馬
  • “実戦型”で、調教駆けしないが本番は崩れないタイプ(特に牝馬・小柄な馬に多い)
  • 外厩仕上げ → 最終追い切りは“調整だけ”でも問題ない

【5】馬券戦略としての活用例

状況 買い方
人気薄 × 高評価 積極的に単複/相手穴に指名
人気馬 × 高評価 3連系の軸/馬連軸で点数絞って使う
人気馬 × 低評価 頭固定は避ける/消す勇気も必要
評価B〜C × 馬体気配良し “仕上げ直しパターン”として保険で抑える

追い切り評価と人気・馬券の妙味

実例:追い切り評価と結果の一致パターン

追い切り評価とレース結果の関係は、「理屈通りに決まる」ケースと「例外的に走る/走らない」ケースがあります。

ここでは特に「高評価=好走」「低評価=凡走」となった典型的な事例をピックアップし、なぜその結果になったのか? どんな背景・内容があったのか?を実践的な目線で詳しく解説します。

【実例①】2023年 安田記念|◎ソングライン(1着)

追い切り評価:A(実質S級)

  • 最終追い切り:美浦南W 5F 66.9-52.3-37.9-11.5(馬なり)/併せ馬先着
  • 内容:手応え抜群のまま楽に併せ馬先着。終いの反応も鋭く、余力十分+高負荷トレーニングの理想形。
  • 調教過程:1週前にCW強め、最終は馬なり→パターン完璧
  • レース:中団インで脚を溜めて、直線で馬群を割って鋭伸→勝利
  • 評価ポイント:本番前のピーク仕上げ+調教からレースまで全て理想的

追い切りと結果が完全一致した好例。「調教を見るだけで買えた馬」

【実例②】2022年 高松宮記念|◎ナランフレグ(1着)

追い切り評価:S評価(ラップ・動き・過程で超高水準)

  • 最終追い切り:南W 5F 68.1-52.5-38.0-11.1(G前気合付け)
  • 内容:古馬併せ馬に強めで先着。終い11.1秒は重めの馬場で破格。脚さばきも滑らかで反応良し。
  • レース:最後方から大外を伸びて1着。展開ハマったとはいえ末脚は抜群
  • 人気:8番人気(単勝41.9倍)
  • 評価ポイント:調教内容が明らかに前走より数段上=買い時だった

人気薄×調教抜群=最強の馬券妙味を示す事例

【実例③】2024年 チューリップ賞|×コナコースト(5番人気・10着)

追い切り評価:C評価(明らかなデキ落ち)

  • 最終追い切り:CWでラストがバタバタ、12.8秒→13.2秒という“減速ラップ”
  • 調教映像:フラつき気味のフォーム、トモの動きも鈍い
  • 前走:阪神JFで激走2着 → その反動+短い間隔
  • レース内容:道中で前進気勢なく、直線もジリジリ
  • 評価ポイント:調教の動きが明らかに本来のキレを欠いていた=見送り正解

過去の実績だけで人気を背負った危険パターンを示す教科書的例

【実例④】2021年 有馬記念|◎エフフォーリア(1着)

追い切り評価:S(最終+1週前とも文句なし)

  • 最終追い切り:南Wで馬なり、終い11.8秒→11.4秒の加速ラップ
  • 1週前追い:強めで6F 81.2秒+併せ馬で余裕の先着
  • 状態:初の2500m挑戦だったが、全体に柔らかく完璧な仕上げ
  • レース:道中2番手の好位から完勝
  • 評価ポイント:不安視された距離も、調教の柔軟さと持続性でカバーしていた

“人気馬 × 高評価 × 完璧仕上げ”=理想の買いパターン

【実例⑤】2022年 フェブラリーS|×テイエムサウスダン(3番人気・8着)

追い切り評価:C~D(仕上がり途上)

  • 最終追い切り:坂路で52.5-38.3-24.9-12.8秒 → 終い失速
  • 内容:直線で追っても伸びず、トモが甘い。動きが重く反応も鈍い
  • レース:先行できたが直線で失速。明らかにガス欠
  • 評価ポイント:G1仕上げではなかった。見た目の人気と裏腹に“見送り対象”だった

人気と調教が合っていない=典型的な危険人気馬パターン

【総括:追い切り評価が“結果につながる”パターンの特徴】

要素 一致するパターン
時計 ラスト1Fで加速ラップ/終い11秒台
内容 併せ馬で先着/持ったまま手応え抜群
過程 1週前強め+最終軽め/芝追いなど工夫あり
馬体 調教時点での好気配(ツヤ・踏み込み)
人気とのギャップ 人気薄×好調教=最大の妙味/人気馬×低評価=地雷候補

実例:追い切り評価と結果の一致パターン

追い切り評価を実戦で使うときのポイント

調教(追い切り)評価は、競走馬がレース当日にベストパフォーマンスを出せる状態かを判断する重要な材料ですが、実戦では単に「評価が高い=買い」とするだけでは不十分です。

“どう使いこなすか”によって、的中率・回収率は大きく変わります。

ここでは、追い切り評価を実戦で活用するための具体的なチェックポイントと活用フレームを詳しく解説します。

【1】評価の“中身”を読む|タイムやラップだけでなく「内容重視」

項目 良い例 危険サイン
最終追い切り 加速ラップ(13.0→12.3→11.6) 減速ラップ(12.2→12.8)
手応え 馬なり or 軽く気合を入れるだけで抜け出す 一杯に追っても反応鈍い
併せ馬 格上馬に先着 or 馬なりで楽に併入 格下に遅れる/追っても突き放せない
時計全体 6F80秒前後、ラスト11秒台 5F70秒台+終い12.8秒など中途半端

評価が「S」「A」でも、“中身”が薄ければ過信禁物。特に【時計だけ速くて中身スカスカ】のタイプは危険

【2】評価だけに頼らず「調教過程全体」を見る

チェック項目 ポイント
調教本数 全体の追い切り本数が少ないと仕上がり不安
強め調教の回数 直前だけ追った=調整不足の可能性
1週前の動き 最終追い切りが軽めなら、1週前の強めが理想
ローテーションとの整合性 休み明け初戦で時計が出ていなければ危険

「1週前に強め→最終は馬なりで整える」のパターンは好走率が高い。

【3】調教評価 × 人気 を組み合わせて見る

人気帯 評価 買い判断
1〜3番人気 S〜A評価 ◎信頼度高、軸として最適
1〜3番人気 C〜D評価 ▲危険人気馬、見送り・抑えまで
4〜9番人気 S〜A評価 ◎妙味大、積極的に買い
10番人気以下 S評価 ◯複勝・ワイドで一発狙いも

「人気薄 × 高評価」は、最も妙味ある買いパターン。逆に「人気馬 × 低評価」は、レースでの凡走リスクが高い

【4】レース条件との相性もチェックする

調教タイプ 向いている条件
坂路好時計 短距離(~1600m)、先行型、テンの速さが重要
南W・CWで持ったまま先着 中距離(1800〜2400m)、差し馬向き
芝追い切り G1など大舞台、芝の切れ味勝負
時計平凡でも調整一貫 スタミナ型、長距離・滞在競馬などで好走あり

追い切り時計や内容は「レース条件(距離・脚質)」とマッチしているかを要確認。

【5】最終判断は「パドック・返し馬との総合評価」で

  • 調教評価が高くても、当日の気配(気合・歩様・毛ヅヤ)が悪ければ危険
  • 逆に、調教平凡でもパドックで一変した雰囲気があれば好走することも
状態の組み合わせ 判断
高評価 × 良気配 ◎本命級
高評価 × 悪気配 △見送りも視野
低評価 × 良気配 △相手まで、条件次第
低評価 × 悪気配 ×完全消し候補

「調教+パドック+展開」が3拍子揃えば、最強の“買いサイン”になる。

【実戦まとめ表】追い切り評価の使い方フロー

  1. 評価を見る(S~D)
  2. ラップ・手応え・併せ内容を精査
  3. 人気とのバランスをチェック(過剰人気か穴妙味か)
  4. レース条件に合っているかを確認
  5. 当日の気配で最終判断(パドック+返し馬)

【結論】

追い切り評価は「買いの根拠」ではなく、“仕上がりを測る一つのモノサシ”です。

数字や評価記号だけでなく、ラップ・反応・動きの質・全体過程・当日気配を多角的に組み合わせて使えば、人気馬の取捨や穴馬の発掘ができ、馬券の精度と回収率が大きく向上します

追い切り評価を実戦で使うときのポイント

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