毎年3月中旬に中京競馬場(芝1400m・左回り)で施行する3歳馬限定の重賞(GIII) 競走です。
もともとは短距離(スプリント)指向の3歳馬を対象にしたレースとして創設されましたが、近年はNHKマイルカップ(GI) や古馬になってからの短距離GI戦線を目指すうえでのステップレースとして定着。
今後のスプリント~マイル路線を占う意味でも注目度が高い競走となっています。
ファルコンS | |
GⅢ | |
中京競馬場 芝 1400m | |
3歳牡・牝 (混合) | |
特指 別定 | |
波乱度 | 1人気信頼度 |
★★★★★ | ★ |
傾向・予想ポイント
1. 人気傾向
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意外と伏兵の台頭が多い
ファルコンSは3歳限定の短距離~マイル指向のレースであり、キャリアの浅い馬が多く出走します。そのため、実績や人気が固まりにくく, 中穴~大穴が馬券圏内に入るケースもしばしば見られます。- 一方で、明確に実績上位の馬がいれば、その馬が人気に応えて勝利する年もあるため、極端な大荒れ一辺倒ではありません。
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実績・キャリア面の見極めが重要
前走でオープン特別や重賞で好走してきた馬、または新馬・1勝クラス(500万下)でも高いパフォーマンス(着差をつけて快勝)を見せた素質馬など、勢いのある馬には注目が集まります。- 人気のない馬でも、前走の内容やタイムが優秀だった場合は軽視できません。
2. 展開・脚質傾向
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ペースが速くなりやすい
中京芝1400mは、スタートしてから3コーナーまでの距離が比較的長めのため、行きたい馬がスムーズに先行しやすい半面、3歳馬同士の短距離戦だけにハナ争いが激化しやすい傾向もあります。- 自然とペースが上がるケースが多く、道中息が入りづらいハイペースになりがちです。
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差し・追い込みも十分届く
最後の直線は約410mと長めで、途中に高低差2mの急坂があります。- 前半ハイペース→直線の急坂で先行馬が減速→中団~後方勢が差し込む、という展開が起こりやすいです。
- ただし、スローで進むと、坂を利用して粘り込む先行馬も残るため、展開の読みがレース予想の鍵となります。
3. 枠順傾向
- 比較的外枠からでも健闘可能
コース形態としては1~2コーナーまで距離があるとはいえ、全体的にペースが速くなりやすいため、外枠からでも前半で無理に位置を取りに行かず、脚をためて直線で外を伸びる形が成功することもしばしば。- 一般的には「内有利」と言われがちな中京1400mですが、外からスムーズに仕掛けられれば差し脚を活かせる条件も整います。
- ただし、馬場コンディション次第では内~中枠が脚をためやすく有利になるケースもあるので、当日の馬場傾向を見極める必要があります。
4. 前走ローテーション
- 重賞・オープン特別組
前走でクロッカスステークス(東京芝1400m)やアーリントンカップ(阪神芝1600m)などの重賞・OP特別を使われた馬が多く、そちらで好走していた馬は人気・実力ともに上位に扱われる傾向があります。 - 1勝クラス(500万下)からの昇級馬
3歳春というタイミングもあって、キャリア数戦目で一気に重賞挑戦する素質馬も少なくありません。前走内容が圧勝or高いレベルのメンバー相手に際どい競馬をしていた場合は要注目です。
5. 当日の馬場・時計
- 良馬場ならスピード決着
良馬場であれば、1分20秒台後半~1分21秒台の高速決着となることも多く、瞬発力+坂をこなすパワーが必要です。 - 雨や荒れた馬場ならスタミナ・パワー重視
道悪や荒れ馬場でペースが速くなると消耗戦となり、最後まで踏ん張れるスタミナや坂を苦にしないパワー型が浮上する場合があります。
3月4月の重賞レース
オーシャンS【Ⅲ】芝1,200(4歳以上)中山
中山記念【Ⅱ】芝1,800(4歳以上)中山
チューリップ賞【Ⅱ】芝1,600(3歳牝)阪神
中山牝馬S【Ⅲ】芝1,800(4歳以上牝)中山
フィリーズレビュー【Ⅱ】芝1,400(3歳牝)阪神
弥生賞【Ⅱ】芝2,000(3歳)中山
阪神スプリングジャンプ【Ⅱ】障3,900(4歳以上)阪神
スプリングS【Ⅱ】芝1,800(3歳牡・牝)中山
金鯱賞【Ⅱ】芝2,000(4歳以上)中京
フラワーC【Ⅲ】芝1,800(3歳牝)中山
ファルコンS【Ⅲ】芝1,400(3歳)中京
阪神大賞典【Ⅱ】芝3,000(4歳以上)阪神
愛知杯【Ⅲ】芝1,400(4歳以上牝)中京
日経賞【Ⅱ】芝2,500(4歳以上)中山
毎日杯【Ⅲ】芝1,800(3歳)阪神
マーチS【Ⅲ】ダ1,800(4歳以上)中山
高松宮記念【Ⅰ】芝1,200(4歳以上)中京
※2025年時点のスケジュール